kabkabsunshine’s blog

読書メモ、投資のこと、日々の学び

SANWARIとかつて交流のあったラッパーについて書く

SANWARIと関わりのあるラッパー

SANWARI

SANWARIは原則一人で活動しているので今のところ共作やフィーチャリングなどはしていないし活動を共にする音楽仲間との連携もほとんどないのですが、かつては多大に影響を与えてくれたりHIPHOPの何たるかを教えてくれた若い頃に出会った友人・知人がいます。

過去に遡りSANWARIに直接的に影響を与えたラッパーを今日は書いていこうと思います。

ちなみにSANWARIに関する過去のポストは以下です。

いないとは思いますが興味がある方はぜひこちらも読んでみてください。

kabkabsunshine.hatenablog.jp

kabkabsunshine.hatenablog.jp

 

 

イーモトロール

イーモトロールは予備校時代の仲間で当初パンクが好きということで意気投合したが、日本語ラップが熱いとイーモトロールが言い出しキングギドラとYou the Rockのアルバムを貸してもらったりTOKYO-FMのHip Hop Night Flightの録音したカセットを借りたりしているうちに自身も日本語ラップにどハマりしたという日本語ラップの初期衝動を与えてくれた影響力の強い人物。

イーモトロールはその後オルガンバーでアルバイト(後に店長になる)をはじめYou The RockのクルーであるLICENSED 2 DEFに入りサイドMCを務める。

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YOUTHEROCKの楽曲にも当時参加しています。

生粋のYOUTHEROCKファンであるSANWARIは羨ましくも羨望の眼差しYOUさんと絡むイーモトロールを陰ながら追っていました。

 

タイプライター

SANWARIが学生時代埼玉の大学に通っていた頃大学の同級生で学生時代からプロダンサーとして活躍していたシゲの紹介で川越で話す機会をもらった。

タイプライターは当時から既に四街道ネイチャーにフューチャリングで起用されたり自分でもインディーズでリリースしていて年齢は同い年か一個下ぐらいだったと思うけどものすごい先輩に見えたしいろいろ教わった。

韻をただ小節のけつで踏むだけじゃつまらないとか、キックとスネアの間でどのようにフローするか考えないとダメだとかいつも真剣にラップのことを考えていて全ての話が興味深かった。友人というには少し距離がある存在だったけど常にタイプライターの動向は気になっていた。

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その後コロナ禍になって暇だからyoutubeばっか見ている時期があってその時にバズっているいくつかの動画のディレクターがタイプライターだと知りラッパーとしてではなくトラックメーカーとして、動画ディレクターとして大活躍していることを知って胸が熱くなった。

この曲はプロデュースとディレクターをタイプライターがやっているようで、最初自分の持っているタイプライターのイメージと合わなかったけど色々咀嚼していくうちに腑に落ちて大好きな曲になりました。( こっち系だとHITOMINというかわいい女の子のプロデュースとかマネージメントなどをしていたようです。)

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またコロナ渦中にSANWARIは自分に一切ない不良性に憧れて舐達磨にどハマりしたのですがクレジットを見るとディレクターやA&Rのクレジットにタイプライターをよく目にするようになりました。

 

この名曲はA&Rで。

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こちらはディレクターでクレジットされてます。

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舐達磨以外にも大好きなSUSHI BOYSも裏方としてトラックを作ったりマネージメント的な動きをしているようです。

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ニゴシさん、、、、、やはり只者ではないなと。

最近の具体的な関わりは終えていないのですがSUSHI BOYSもFARMHOUSEの活動も素晴らしいので要チェックです。

 

 

その他にも百足などにもトラック提供しております。百足はビジュアルもイケメンで曲もキャッチーなのでものすごいポテンシャルがあるなーと思ってます。

鋭い人はお気づきかもしれませんがタイプライターが関わっているアーティストが一貫して埼玉のアーティストに絞られているということが大きな特徴として挙げられます。

HIPHOPの歴史の一部でもある地域のコミュニティーからの成り立ちにこだわっているあたり熱いHIPHOP魂を感じずにはいられません。

 

KM -MARKIT

ケムマキは大学が一緒だったのでそこで知り合いました。

入学当初は金髪ですれ違うたびにバチバチにメンチ切られていて弱気なSANWARIはいつも地面を向いて歩いていました。

どういうきっかけかは思い出せないのですが誰かの紹介で仲良くなり一緒にライブを見に行ったり曲を作る練習を一緒にしたりするようになりました。

未成年という理由で渋谷のCAVEに入れなくて階段で二人でしょんぼり座ってたらYou The Rockがどかどか近づいてきて、"お前らどうした?!"って、言われて事情話したら俺が入れてやるっていってもらって二人ともお店に入れてくれたという最高の思い出も。明日学校でみんなに言いふらせってYouさんに言われたなーてw

 

学校ではいつもラジカセを持って歩いててばったり出くわすとフリースタイルを挑まれので学校では戦々恐々でしたw

そんなケムマキは在学中にLibroのシングルに参加したり、ZeebraのクルーであるUBG(アーバリアンジム)入りして徐々に頭角を表していきます。

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この曲大好きで歌詞を暗記するほどよく聴きました。

そして憧れのジブさんのアルバムにも参加し、、、、

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倖田來未のfeaturingを見つけたときは腰が抜けそうになったのを覚えてます。

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そして自身のアルバムにもくーちゃんがw

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アルバムリリース後しばらく名前を見なくなったのですがRAIDERSというグループを引っ下げてまた活動を目にするようになりました。当時は知らなかったのですが下のPVは真木蔵人がミュージックビデオを監督しているようです。

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そしてまた名前をしばらく見なくなったと思いきやSNSはフォローし動向は常に注目していました。

そして新しいキャリアを踏み出します。韓国のミュージシャン達に日本語歌詞を提供し出したのです。なんとBTS日本語ラップパートの歌詞はKM-MARKITが書いています。

この曲が出た頃はBTSはそこまでBIGではなかったのですがその後皆さんご存知のようにBTSは世界のスーパースターとして駆け上がっていきます。

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正直KM-MARKITがここまで大きな仕事をすることになるとは考えておらず本当に刺激を受けました。MIC DropKM-MARKIT節が出てて本当にかっこいいなと。

 

SWAY

SANWARIは29歳(2005年ごろ?)の時仕事を辞めてカナダのトロントにワーキングホリデーを使って遊学しにいきました。

ティムホートンみたいなコーヒーショップでカナダ人と日本人の交流会があるということで行ってみることにしました。その時に話し相手がいなくて所在なさげにしている日本人のイケメンB-BOYがいました。かくゆうSANWARIも話し相手がおらず孤独の崖っぷちにおりその青年にコンタクトを試みました。話をしてみるとその青年はラッパーを志しており英語が喋りたくてカナダに来たということでした。当時SANWARIはDUBDUBSUNSHINEという名前でDJをしておりトラックも作っていたので一緒になんかやってみよっか?っていう話になりました。その青年がSWAYでした。(SWAYは当時なぜかおじゃ丸というラッパーネームを使っていましたがw)

当時日本人を集めてやっていたイベントでの映像が以下です。

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当時一緒に作った曲。トラックはDUBDUBSUNSHINE。

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当時一緒に曲を作ったりしていたのですが年が10離れた友人に対して先輩ヅラをして色々と偉そうに蘊蓄を垂れたものです。思い出すと恥ずかしすぎてゲロ吐きそうです。

 

そして帰国後しばらく連絡を取っていなかったのですが渋谷の交差点を歩いているときに目の前に巨大スクリーンにSWAYが現れた時は完全に漫画みたいでした。

SWAYはEXILE TRIBEに加入しDoberman Infinityの一員として活動をすることになったのです。完全に手が届かない存在になっちまいました。

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挙句のはてにはNIGOとファレルのクルーにも、、、、、、別次元へ。

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数年前に数十年会ってない前出のKM-MARKITからSNSでコメントが来てSWAYがお前の話してたみたいな連絡があって本当に嬉しかったです。

 

初回特典のDVDのインタビューでトロントでのエピソードについても話してくれてました。おじさんは嬉しいよ(泣)

 

まとめ

ここに上げた人たちは手が届かないぐらい上を走り抜けている人たちですが、こういった友人たちをネット上でストーキングしつつ、励みとなってたとえ趣味でも頑張ろうとSANWARIはすこーしずつゆっくりーと曲を作るわけです。

 

SANWARIの過去の活動について

ラッパーSANWARIの過去の活動について

バリサンドとパチリ

先日ラッパーSANWARIについて書きましたがラッパーSANWARIを名乗る前段の活動の履歴をここでかいておきたいと思います。

ちなみにラッパーSANWARIの楽曲に関するポストは下記です。

kabkabsunshine.hatenablog.jp

 

 

バチアタリ

1995年ごろ地元の同級生でDJの2Oと先輩のMC EITOと結成したラップグループ。

浪人生という立場だったが地元では一目置かれる不良の二人から誘われたのが嬉しくて参加した。

当時は新宿OTOや、船橋のEMBASSYなどでレギュラー活動をしていた。

途中で人喰(NINKU)という千葉のフリースタイルが得意なラッパーと合流したがスキルがだいぶ上を行っていた人喰は某有名ラッパーに魅入られバチアタリを離脱。

 

バチアチリは就職が近づいてたりしていたこともあり解散した。最後のライブは六本木のJAVAJIVEだったような、、、

 

DUBDUBSUNSHINE

2004年ごろから同級生のRoger YamahaのDJスタイルに感銘を受けてDJを開始。

これまでのアンダーグラウンドへの憧れが抜けジャンルを超えて、オーバーグラウンド・アンダーグラウンドの垣根を超えていろんな音楽をかけて楽しんでいた。

当時マッシュアップという複数の曲を混ぜたRemix楽曲を多用していた。

青山FAIとか三茶のOrbitでレギュラーイベントをやっていた。

Tatsumaki MC'S

2006年ごろ勤めていた会社を辞めてワーキングホリデーでカナダへ。

ここで後述するSWAY(現在Doverman Infinityで活動)と出会い結成したラップグループがTatsumaki MC'S。

SWAYの友達だったロドニーというカナダ人も合流しDJとして参加。

カナダではライブをいくつかこなしたがワーキングホリデーという一年限定のVISAの滞在のため帰国したが。その後もロドニーは別のメンバーを追加し活動をしばらく続けた模様。

 

 

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HungryBoys

左DUBDUB,右がバリサンド



2008年ごろDUBDUBSUNSHINEのDJ活動を続けるもなんとなくDJだけで飽き足らず職場の同僚のバリサンドに頼んで再度MCを依頼。せっかくなのでバリサンド用にトラックを作って何曲か録音した。怒られなそうな現場ではライブもこなしていた。

どうゆうわけか当時引き合いが多く会社員の傍忙しく活動していた。

バリサンドは2017年に他界。

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Hungry Boysのその後

2010年に長女の出産を期に拠点を千葉に移し、年齢的に夜がキツくなってきたこともあり音楽活動は徐々にフェードアウト気味に、、、、

コロナの到来で諸々暇な時間が増えてきたためSANWARIとしてラップ活動を再開。

そんな感じです。

 

 

SANWRIというラッパーについて書いてみる

今日はSANWARIというラッパーについてかいてみようと思います。

 

SANWRIとはどんなラッパーか

SANWARIは会社員であり、コロナ渦の在宅の日々に暇な時間が長すぎて学生時代趣味でやっていたラップを40代半ばにして再度試みているおじさんです。

ラップをするにしてもトラックを作ってくれる友達もおらず自身もトラックを作るのが下手くそだったりサンプリングの著作権で怒られたらどうしようという心配がありSPLICEというサブスク制の著作権フリーのサンプル音源を組み合わせてトラックを構成しています。

ラップの内容としては年相応にイキらず、かっこつけず等身大の作詞をおこなっています。

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楽曲紹介

曲はapple musicやSpotifyで一部の楽曲を聴くことが可能です。

Spotify等に上がっていない曲についてはyoutubeで視聴可能です。

以下がそれらの曲です。

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可愛くてたまらない幼稚園児の息子の歌。

 

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曲名の通り週末のドライブの歌。

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たいしてうまくもなくてもサーフィンが大好きで毎週末を楽しみにしている、おじさんリーマンサーファーの歌。

 

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冬寒くてなんもしたくないけどそれでもなんか好きな冬の歌。

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コロナで鬱屈した世の中でありながらBlack Lives Matterで世の中が揺れているニュースを見ていてどんな辛い時もどんなやばい状況でも世の中は人が生きてて生活はあって地球は回り続けるわけでそんな気持ちを歌にした曲。

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コロナ禍で家から出れなくて家の中で日曜大工で色々作ったり、曲作ったりしている時に歌にした曲。

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日本では夏の終わりである9月に台風がやってきて素晴らしい波になる。

普段は内海に面していて波乗りできない富浦で最高の波を当てたといの歌。

 

 

最後に

懸命な読者はお気づきかもしれませんがSANWARIは私がこじんまりと活動しているラップ活動の名前です。あまりに誰も気づかないのでたまには自分でブログのネタにしてみようかなと。

明日以降にSANWARIと関わりのあるラッパーやSANWARIの活動以前の音楽活動についてかいてみようかなって思ってます。

 

エルピスが最高に面白かったのでかかっている音楽について調べてみる

エルピスについて

すでに終わったドラマですが最近SNSでいけてるアンテナ高そうな人がやたらとエルピス面白いというのを目にして気になってたのと嫁に強制的に見させられて自分がガッツリハマってしまったので記録しておこうと思います。

エルピスはフジテレビ系で放映されたテレビドラマです。詳しくは以下のwikiの引用を参照してください。

エルピス-希望、あるいは災い-』(エルピス きぼう あるいはわざわい)は2022年10月24日から12月26日までカンテレ制作・フジテレビ系列の「月曜夜10時枠の連続ドラマ」枠にて放送されたテレビドラマ[1][2]。主演は長澤まさみ[1]

テレビ局を舞台に、エースの座から転落した女子アナウンサーが、彼女に共鳴した仲間たちと冤罪事件の真相究明をする中で、一度は失った「自分の価値」を取り戻していく姿を描く社会派エンターテインメント[3]

実在の数件の冤罪事件から着想を得たフィクションであることがドラマの冒頭で告知され、エンディングでは冤罪事件に関する9冊の書籍が「参考文献」としてクレジット表記された[4]

タイトルのエルピス(Elpis)とは、古代ギリシャ神話で様々な災厄が飛び出したとされる「パンドラの箱」に残された「希望」あるいは「災い」の兆候のことである[5]

wikipedia

演出は半数以上の回をモテキやSUNNYなども手がける大根 仁が担当しています。

脚本はジョゼと虎と魚たちでデビューした渡辺 あやです。

余談ですがエルピスについてをChatGPTに書いてもらおうと思ったのですが複数回にわたって質問したのですが誤情報(なぜか綾野剛が刑事役で主演となってた)が多く使えませんでした。まだ人間は大丈夫そうだなと安心しました。

どんな曲が使われてる?

過去のポストでファーストラブの音楽担当を調べた時に楽しかったので今回もどんな人が音楽の担当をしているのか、そしてどんな楽曲かを振り返りたいと思います。

以前ファーストラブの楽曲をまとめた投稿は以下です。

ドラマエルピスの中で使用されている音楽は大友良英が担当しています。大友良英の代表作については次の章でご紹介したいと思います。

エルピスで使用されている楽曲についてですがまずは印象的でファンキーなオープニングです。ワクワクするようなテンションの高い楽曲に毎回胸躍ります。

番組の主題歌はSTUTSが手がけるMirage Collectiveの"Mirage - Collective ver. feat. 長澤まさみ"です。

この楽曲だけでアルバムが構成されるほどいろんなバージョンがあり番組のラストに流れる際も回によって異なったバージョンがかかっていた記憶があります。

大友良英が入っているバージョンもありますね。聞いてみたのですがどのような形で大友良英が参加しているのかはわかりませんでした。

大友良英について

音楽(劇伴)は大友良英が担当しています。

大友良英は元々はノイズやフリージャズのミュージシャンがメインでしたが現在では数多くのドラマや映画の音楽を手がけています。有名なところではあまちゃんや、花束みたいな恋をしたが挙げられます。どちらも劇中歌が作品に重要な色付けをしています。自分の大好きな曲を以下に紹介させてください。

NHKの朝の連ドラで使用されたこの曲はもはやあまちゃんのドラマ自体より有名なのではないでしょうか?東北の震災を経て想像を絶するような辛い経験をしてそれでもたくましく明るく生きていく暮らしが表現されていて素晴らしい楽曲だと思います。

こんな名曲もありましたねw

この後ベイビーレイズにハマったなー。懐かしいなー。

あまちゃんの思い出が止まりません。この曲も外せないですね。

この曲は当時脳内で永久ループしてました。能年玲奈橋本愛が歌うバージョンも可愛いいのですが、キョンキョンバージョンが頭でループしてました。薬師丸ひろ子バージョンも最高でした。

あまちゃんも大好きな作品でしたが花束みたいな恋をしたも外せません。

花束みたいな恋をしたではオリジナル楽曲以外にも素晴らしい楽曲が多々引用されているのですがやはり大友良英手がけるこの名曲が作品を象徴する楽曲だと思います。(花束で使われてる曲は今度まとめよう!そうしよう!)

作品ありきなところもあるかもしれませんが私はこの曲が大大大大好きなのです。

ちょっと聞いただけで中年おじさんである私の涙腺はガバガバです。若かりし日の恋のようで、懐かしく、楽しくも、もの悲しくもある不思議な魅力を持った曲です。麦と絹に感情移入しすぎて自分の脳内ではもはや有村架純が元カノであったかのように記憶が塗り替えらておりかつ自分はかつて菅田将暉だったのではないかと思い込んでいるという完全にやばいモードに入っています。

まとめ

エルピスの楽曲を調べてみました。劇伴を大友良英がやっている作品であることがわかり、かつ大友良英が関わっている別の作品も自分の大好きな作品で収穫大でした。

今後ドラマや映画を見る際はぜひ劇伴担当者もチェックするようにしていきたいと思います。

スケートボードに乗るミュージシャンはどんな人がいるか?(日本編)

先日は海外のスケーターでミュージシャンな人をまとめたので今回はその日本編について書いてみようと思います。

ちなみに前回の投稿は以下です。

それでは今回もまとめてみようと思います。

スラック(5lack)

PSGのスラックです。以前はS .L .A .C.Kという名義でしたが現在は5lackと表記しています。叙情的で自省的な素晴らしい歌詞をクールな歌心のあるフローに乗せてラップするスタイルの素晴らしいラッパーです。

スケーターセンス前回のNEXTのPV大好きでよくみてました。

現在は福岡に拠点を移して活動を続けているようです。

野村周平との対談です。福岡での暮らしの様子に触れています。

A-Thug

Youtubeでスケートの動画を探して徘徊している時にSCARSのA-thugがスケーターだということを知りました。

/VHSマガジンでインタビューあります。スタイルがあってかっこいいですね。一緒に写ってる川崎のスケーターでDJのカルロスひろしことコボさんガチうまですね。

A-THUGは今NYに渡米して活動しているようです。YOUTUBEでも定期的に新曲や現況が上がっているので要チェックですね。

Suchmos(サチモス)

サッチモスはデビュー当時スケーターバンドという触れ込みで登場しました。

残念ながらスケートの動画は見つかっていないのですが楽曲はおしゃれでかっこいいので貼っておきます。

現在は活動を一時休止している状況となっています。

最後に

意気揚々と書き始めたものの意外に思いつかず現状三つしか書けてません。

時間が経てば思い浮かぶかなと思って寝かしていたのですが時間だけが経ってしまったので、一旦アップしてしまいます。

追って思いついたら追記します。もしこれを読んでくださった方で、他にもこんな人いるよーなどコメントいただけるとありがたいです。

リコリスピザがすごーく良かったけど背景を匂わせすぎなので調べたことをメモっておく

インフルエンザの予防接種で副反応が出て週末家に引きこもってたので何となくamazon prime videでみたリコリスピザが最高だったのですが、背景わかってんだろうな?オーラがすごかったので調べたら案の定元ネタ満載で面白かったのでメモっておく。

リコリスピザが見たかった理由

映画館で予告を見て、好きな感じだって思った単純な理由なのですが、ポールトーマスアンダーソンのパンチドランクラブが好きで今回も似た感じの匂いがしたので見たかったのですがなんやかんやと忙しくて過ごしててつい映画館で見損なったのですがamazon primeで見れるようになってたので見てみました。

パンフレットに元ネタとかその辺がかなり詳しく載っているらしいので手に入れるのが時間かかりそうなので取り急ぎ調べてわかったことをメモしておこうと思います。

ストーリーと背景

ストーリーは15歳の青年と28歳の女性の少し捻くれたラブストーリーです。

時代設定は1973年。

舞台はロサンゼルスの南エリアのサンフェルナンドバレーという映像産業が盛んなエリアのようです。映画に出ているレストランやバーも実在のお店とのことです。

監督・脚本

監督・脚本はポールトーマスアンダーソン(以下PTA)です。

PTAの手がけた作品としては以下が挙げられます。

・マグノリア

ブギーナイツ

パンチドランクラブ

ザ・マスター

ファントム・スレッド

どれも強烈な個性を放っていますが、リコリスピザの作風としてはパンチドランクラブが近いと思います。

ポールトーマスアンダーソンは母親がミニーリパートンで、義母がなんと笠井紀美子とのこと(この映画について調べているときに町山智浩さんのyoutubeで知りました。腰抜かしました。)

映画の中でも和食屋オーナーの奥様役の女性の役名がkimikoというのも義理の母親である笠井紀美子から着想しているのかもしれません。

主要キャストについて

アラナ・ハイム(アラナ・カネ役)

三姉妹バンドHAIMのギターです。HAIMのいくつかのPVやライブ映像はPTAが手がけています。映画には姉妹も出演しています。映画の舞台でもあるサンフェルナンドバレーの出身でもあります。

素敵!

映画の中では自分を28歳なのに地味に25歳と偽るややこしい年齢の独身女性を演じます。ハリウッド映画に出てくる美女たちとは違うのですが絶妙な魅力を放ちます。

クーパー・ホフマン(ゲイリー・ヴァレンタイン役)

15 歳野心的な子役タレントを演じます。

PTAの作品に数多く出演する故フィリップシーモアホフマンが父親です。

ゲイリーヴァレンタインは実在のゲイリーゴーツマンという子役出身のプロデューサがモデルになっています。

ショーン・ペン(ジャック・ホールデン役)

ジャック・ホールデン役をショーン・ペンが演じます。

ジャックホールデンウィリアム・ホールデンがモデルと言われています。

PTAは本作は初体験/リッジモンド・ハイの影響を受けているそうですが、ショーンペンはリッジモント・ハイの主演を演じています。

ずっとみたくてamazon prime vide見たら見れるようになってたので今週末観ますー

トム・ウェイツ(レックス・ブラウン役)

トムウェイツはレックスブラウン役で映画監督としてショーンペンが演じるジャックホールデンと破天荒に絡みます。モデルになっている人物は諸説あるようですが明確には見つかりませんでした。バーの裏のゴルフ場に火薬を仕込んでジャックホールデンに突っ込ませるという謎の遊びをバーの客を呼んで魅せます。ジャックホールデンが盛り上がりすぎてバイクからアラナが落っこちるシーンは最高です。背丈の合わない世界に顔を突っ込んで痛い目に遭うアラナをゲイリーが全力で駆けつける素敵なシーン。

着こなしも完璧すぎる。老後のファッションの参考にしたいです。トム・ウェイツが今もかっこいい姿が見れるって単純に嬉しいですね。

設定の元ネタについて

なぜリコリスピザというタイトルなのか?

映画にはリコリスピザは出てきません。リコリスピザはLAに実在するレコードショップでリコリスのLとピザのPの頭文字をとってレコードのLPを表しています。舞台であるサンフェルナンド・バレーの70年代を象徴するサブカルチャーを表現するためのタイトル考えることができます。

なぜ和食レストランが度々出てくるのか?

まずMIKADOは実在のお店のようです。サンフェルナンドバレー出身のPTAにとって地元のレストランを登場させるのは自然なのかなと。

そしてこの映画の中でMIKADOのシーンはレストランのオーナーが日本人妻に対する表現がアジア蔑視として批判する声が上がっています。理由は以下です。

・レストランオーナーが日本人妻に(珍妙な)日本語アクセントで話しかける

・レストランオーナーは日本語が喋れない

・レストランオーナーは2回目のMIKADOのシーンで別の日本人女性と再婚している

日本人である私の感想としてはあまり気にならなかったのですが海外在住のアジア人からの批判が多いことから日本語訛りのイラっとさせる感じが許せなかったのかもしれません。私の英語力だとそこまでの判断は、、、、、

先述の通りPTAは義母が日本人女性笠井紀美子です。当時義母に日本語の訛りの英語で話しかける人はいたようです。映画の舞台が70年代と考えるとその時代の雰囲気を映画のスパイスとして使うことに対して批判するのもいかがなものか?と思ってしまいます。

なぜウォーターベットとピンボールなのか?

ゲイリーヴァレンタインは実在のゲイリーゴーツマンという子役出身のプロデューサがモデルになっていますが、その実在の人物がウォーターベットとピンボールのビジネスを立ち上げていたという事実に沿って絵が描かれています。

なぜ選挙事務所の前で男性が張り付いていたか?

伏線があって回収されるのが物語の醍醐味だと思いますがこの映画の中で出ていた選挙事務所の前でうろついてた男の存在の理由がわからないまま映画が終わってしまいました。

このシーンは映画の中でどのような関係があるかというとタクシードライバーの引用という話なのですがタクシードライバーを見たのが20年以上前なので全然思い出せず、、、見直しておって追記します。

まとめ

ある程度背景を理解すると(しない状態でも最高に楽しめましたが)さらに楽しめる映画が今回の調査のけつろんです!

野村訓市の仲間達(世界編)

今日は前回野村訓市の日本の仲間達について書いたのですが、今日は引き続き世界の仲間達について書きたいと思います。

ちなみに前回の書き込みはこれです。

野村訓市の日本の仲間達です

世界中のコネクションが凄すぎて本当なのか?って思っちゃうけどこれが本当なのです。

Harry Styles

ハリースタイルズはイギリスのバンドワンダイレクションのメンバーで、ソロでも全国でチャートNo.1を記録する正真正銘の若き大物です。

友人の紹介で日本をアテンドした際にハリースタイルズが訓様の家に居候していたようです。

Virgil Abloh

2021年に他界したヴァージルアブローも訓様と仲の良い友人です。

ヴァージルはカニエウェスト周りの仕事のクリエイティブディレクターで知名度を上げ、自身のブランドオフホワイトで大成功を納め、ルイヴィトンのメンズのクリエイティブディレクターを任されるほどに世界的な影響を持つ人物でした。

国境を越えまくったお互いのDJパーティーにゲストDJとして呼び合うほどの仲間で、お互い音楽が大好きという共通点もあったのでしょう。

ご興味のある方は以前Virgilの書籍の感想文も別のブログに書いているのでそちらも読んでもらえると嬉しいです。

Jason Dill

スケーターのジェイソンディルも訓様の仲間です。

ジェイソンディルはsupremeクルーで。訓様自身supremeと繋がりが深いようです。ジェイソンディルはFucking Awesomeを立ち上げ人気ブランドとなっています。


Sofia Coppola

ソフィアコッポラはフランシスコッポラの愛娘で映画監督です。以前はスパイクジョーンズ(あ、スパイクジョーンズもかかんとだ。)と結婚しており今は離婚して、Phoenixのヴォーカルのトーマス・マーズと再婚しています。

ソフィアコッポラの代表作の一つでもあるロストイントランスレーションに訓様も出演しておりその後も信頼できる仲間としてつながっているようです。

Bill Murray

ビル・マーレイアメリカのコメディー俳優で先述のソフィアコッポラのロストイントランスレーションや、後述のウェスアンダーソンの作品の常連俳優として、キャリアの長いベテラン俳優です。我々の世代からするとゴーストバスターズの人なのですが、玄人受けする映画の出演を通じてそのキャリアを不動のものにしています。

おそらく訓様の仲間という感じではないのかな?という気もしているのですが、私がビルマーレーが好きなのと、訓様がニューヨークのビルマーレーの経営するレストランでパーティーした後にエレベーターでウェスアンダーソンの映画に出演できることがいかにすごいことなのか?と説教されたエピソードが大好きなので書いておきました。

上の記者会見はウェスアンダーソンの犬が島の時のものですがロストイントランスレーションの撮影の時にカラオケ何時間も一緒に行ったよねっていうエピソードが語られてます。

James Murphy

LCD Soundsystemのフロントマンであり、ダンスミュージックレーベルオーナーのジェームスマーフィーです。LCD Soundsystemは自分が世界で最も好きなバンドの一つです。

以前訓様がInstaにLAにいるっていう投稿した時にlcdの紅一点のNancy Whangが、LA来ているなら一緒に遊ぼーよー的な書き込みをしているのをみたことがあります。

Tom Sachs

ニューヨークを拠点に活動するコンテンポラリーアーティストです。

NASAマクドナルドや茶道といったわかりやすく独自の視点をモチーフに可愛らしい作品を送り出しています。NIKEとのコラボも有名で訓様がNIKE・TomSachsコラボのスニーカーを履いているところ何度かSNS上で目にしました。

ケイトモスかわゆい。。。。

Tom Sachsのビギナーサーファーのドキュメンタリーです。


Nikeとコラボしているスニーカーはいつも訓様が履いてるのをみて、自分も欲しい!って思うのですが、如何せん値段が庶民には厳しいですな。。。

以前ラジオでスピーカを自作しているトムサックスにサウンドエンジアでありオーディアマニアである先述のジェームスマーフィーを引き合わせるために三人で食事をした時の話がありました。確かに絶対気が合いそうな。。。

frank oceanのProviderのリリックビデオです。最高です。

Frank Oceanの2017 FYF Festnの動画です。ステージ上のかっこいいスピーカなどの大道具はトムサックスが手がけているようです。

Wes Anderson

世界中の有名俳優達が一番一緒んに仕事をしたい監督して名前を上げるというウェスアンダーソンです。ウェスアンダーソンが手がけた作品は天才マックスの世界や、ザ・ロイヤル・テンネバウム、ライフアクアティック、グランドブタペストホテルなどがあります(どれみても最高です)。

ソフィアコッポラから訓様に友達が東京行くから案内してと連絡が来て迎えに行って出会った青年がウェスだったとラジオできいた記憶があります。

ちなみにグランドブタペストホテルには訓様も短い時間ですが出演しています。そして日本をモチーフにして作られた犬が島では最重要悪役の小林市長やくで声優を努めています。ソフィアにしてもウェスにしてもそうですが俳優でも声優でもない訓様が一体なぜ?と思いますが世界中の優秀なアーティスト達をそこまで魅了してしまう魅力が訓様に備わっているからなのでしょう。

SXSWのレッドカーペットのインタビューです。訓様は朝六時までAvalances(あ!Avalnachesについて書いてなかった!)と東京でパーティーしててそのまま昼までに荷造りして二時間前に会場に着いたと答えています。気のせいかもしれませんが映画の話よりAvalanchesの次のアルバムの話をしている時の方が楽しそうです。気のせいでしょうか?インタビューで訓様がいうようにこの映像の(翌年ではなく)2年後にリリースされることになります。

Wes Andersonが東京に来た時には訓様のアテンドで村上春樹に引き合わせたという話も、、、、、

まとめ

訓様の仲間というのは当然ここに書いている有名な人達だけではなく無名・老若男女いるでしょうがあまりにも自分の好みにハマる有名人が多く憧れの念が隠せません。

訓様は自分がかっこいいと思うカルチャーや音楽をブレずに探求していてそこに近づきつつ相手も訓様を大好きになって、さらにお互いに新しい才能のある人を引き合わせあって時には大きな仕事に繋がったりしているようです。

日本編も世界編も書きながら、あ、この人もみたいに思い浮かぶのですが一旦ここまでに。。。