kabkabsunshine’s blog

読書メモ、投資のこと、日々の学び

SANWARIとかつて交流のあったラッパーについて書く

SANWARIと関わりのあるラッパー

SANWARI

SANWARIは原則一人で活動しているので今のところ共作やフィーチャリングなどはしていないし活動を共にする音楽仲間との連携もほとんどないのですが、かつては多大に影響を与えてくれたりHIPHOPの何たるかを教えてくれた若い頃に出会った友人・知人がいます。

過去に遡りSANWARIに直接的に影響を与えたラッパーを今日は書いていこうと思います。

ちなみにSANWARIに関する過去のポストは以下です。

いないとは思いますが興味がある方はぜひこちらも読んでみてください。

kabkabsunshine.hatenablog.jp

kabkabsunshine.hatenablog.jp

 

 

イーモトロール

イーモトロールは予備校時代の仲間で当初パンクが好きということで意気投合したが、日本語ラップが熱いとイーモトロールが言い出しキングギドラとYou the Rockのアルバムを貸してもらったりTOKYO-FMのHip Hop Night Flightの録音したカセットを借りたりしているうちに自身も日本語ラップにどハマりしたという日本語ラップの初期衝動を与えてくれた影響力の強い人物。

イーモトロールはその後オルガンバーでアルバイト(後に店長になる)をはじめYou The RockのクルーであるLICENSED 2 DEFに入りサイドMCを務める。

www.youtube.com

 

www.youtube.com

YOUTHEROCKの楽曲にも当時参加しています。

生粋のYOUTHEROCKファンであるSANWARIは羨ましくも羨望の眼差しYOUさんと絡むイーモトロールを陰ながら追っていました。

 

タイプライター

SANWARIが学生時代埼玉の大学に通っていた頃大学の同級生で学生時代からプロダンサーとして活躍していたシゲの紹介で川越で話す機会をもらった。

タイプライターは当時から既に四街道ネイチャーにフューチャリングで起用されたり自分でもインディーズでリリースしていて年齢は同い年か一個下ぐらいだったと思うけどものすごい先輩に見えたしいろいろ教わった。

韻をただ小節のけつで踏むだけじゃつまらないとか、キックとスネアの間でどのようにフローするか考えないとダメだとかいつも真剣にラップのことを考えていて全ての話が興味深かった。友人というには少し距離がある存在だったけど常にタイプライターの動向は気になっていた。

www.youtube.com

その後コロナ禍になって暇だからyoutubeばっか見ている時期があってその時にバズっているいくつかの動画のディレクターがタイプライターだと知りラッパーとしてではなくトラックメーカーとして、動画ディレクターとして大活躍していることを知って胸が熱くなった。

この曲はプロデュースとディレクターをタイプライターがやっているようで、最初自分の持っているタイプライターのイメージと合わなかったけど色々咀嚼していくうちに腑に落ちて大好きな曲になりました。( こっち系だとHITOMINというかわいい女の子のプロデュースとかマネージメントなどをしていたようです。)

www.youtube.com

またコロナ渦中にSANWARIは自分に一切ない不良性に憧れて舐達磨にどハマりしたのですがクレジットを見るとディレクターやA&Rのクレジットにタイプライターをよく目にするようになりました。

 

この名曲はA&Rで。

youtu.be

 

こちらはディレクターでクレジットされてます。

www.youtube.com

 

舐達磨以外にも大好きなSUSHI BOYSも裏方としてトラックを作ったりマネージメント的な動きをしているようです。

www.youtube.com

ニゴシさん、、、、、やはり只者ではないなと。

最近の具体的な関わりは終えていないのですがSUSHI BOYSもFARMHOUSEの活動も素晴らしいので要チェックです。

 

 

その他にも百足などにもトラック提供しております。百足はビジュアルもイケメンで曲もキャッチーなのでものすごいポテンシャルがあるなーと思ってます。

鋭い人はお気づきかもしれませんがタイプライターが関わっているアーティストが一貫して埼玉のアーティストに絞られているということが大きな特徴として挙げられます。

HIPHOPの歴史の一部でもある地域のコミュニティーからの成り立ちにこだわっているあたり熱いHIPHOP魂を感じずにはいられません。

 

KM -MARKIT

ケムマキは大学が一緒だったのでそこで知り合いました。

入学当初は金髪ですれ違うたびにバチバチにメンチ切られていて弱気なSANWARIはいつも地面を向いて歩いていました。

どういうきっかけかは思い出せないのですが誰かの紹介で仲良くなり一緒にライブを見に行ったり曲を作る練習を一緒にしたりするようになりました。

未成年という理由で渋谷のCAVEに入れなくて階段で二人でしょんぼり座ってたらYou The Rockがどかどか近づいてきて、"お前らどうした?!"って、言われて事情話したら俺が入れてやるっていってもらって二人ともお店に入れてくれたという最高の思い出も。明日学校でみんなに言いふらせってYouさんに言われたなーてw

 

学校ではいつもラジカセを持って歩いててばったり出くわすとフリースタイルを挑まれので学校では戦々恐々でしたw

そんなケムマキは在学中にLibroのシングルに参加したり、ZeebraのクルーであるUBG(アーバリアンジム)入りして徐々に頭角を表していきます。

open.spotify.com

この曲大好きで歌詞を暗記するほどよく聴きました。

そして憧れのジブさんのアルバムにも参加し、、、、

www.youtube.com

 

倖田來未のfeaturingを見つけたときは腰が抜けそうになったのを覚えてます。

www.youtube.com

 

そして自身のアルバムにもくーちゃんがw

www.youtube.com

 

アルバムリリース後しばらく名前を見なくなったのですがRAIDERSというグループを引っ下げてまた活動を目にするようになりました。当時は知らなかったのですが下のPVは真木蔵人がミュージックビデオを監督しているようです。

www.youtube.com

そしてまた名前をしばらく見なくなったと思いきやSNSはフォローし動向は常に注目していました。

そして新しいキャリアを踏み出します。韓国のミュージシャン達に日本語歌詞を提供し出したのです。なんとBTS日本語ラップパートの歌詞はKM-MARKITが書いています。

この曲が出た頃はBTSはそこまでBIGではなかったのですがその後皆さんご存知のようにBTSは世界のスーパースターとして駆け上がっていきます。

www.youtube.com

正直KM-MARKITがここまで大きな仕事をすることになるとは考えておらず本当に刺激を受けました。MIC DropKM-MARKIT節が出てて本当にかっこいいなと。

 

SWAY

SANWARIは29歳(2005年ごろ?)の時仕事を辞めてカナダのトロントにワーキングホリデーを使って遊学しにいきました。

ティムホートンみたいなコーヒーショップでカナダ人と日本人の交流会があるということで行ってみることにしました。その時に話し相手がいなくて所在なさげにしている日本人のイケメンB-BOYがいました。かくゆうSANWARIも話し相手がおらず孤独の崖っぷちにおりその青年にコンタクトを試みました。話をしてみるとその青年はラッパーを志しており英語が喋りたくてカナダに来たということでした。当時SANWARIはDUBDUBSUNSHINEという名前でDJをしておりトラックも作っていたので一緒になんかやってみよっか?っていう話になりました。その青年がSWAYでした。(SWAYは当時なぜかおじゃ丸というラッパーネームを使っていましたがw)

当時日本人を集めてやっていたイベントでの映像が以下です。

www.youtube.com

当時一緒に作った曲。トラックはDUBDUBSUNSHINE。

soundcloud.com

 

当時一緒に曲を作ったりしていたのですが年が10離れた友人に対して先輩ヅラをして色々と偉そうに蘊蓄を垂れたものです。思い出すと恥ずかしすぎてゲロ吐きそうです。

 

そして帰国後しばらく連絡を取っていなかったのですが渋谷の交差点を歩いているときに目の前に巨大スクリーンにSWAYが現れた時は完全に漫画みたいでした。

SWAYはEXILE TRIBEに加入しDoberman Infinityの一員として活動をすることになったのです。完全に手が届かない存在になっちまいました。

www.youtube.com

 

挙句のはてにはNIGOとファレルのクルーにも、、、、、、別次元へ。

www.youtube.com

数年前に数十年会ってない前出のKM-MARKITからSNSでコメントが来てSWAYがお前の話してたみたいな連絡があって本当に嬉しかったです。

 

初回特典のDVDのインタビューでトロントでのエピソードについても話してくれてました。おじさんは嬉しいよ(泣)

 

まとめ

ここに上げた人たちは手が届かないぐらい上を走り抜けている人たちですが、こういった友人たちをネット上でストーキングしつつ、励みとなってたとえ趣味でも頑張ろうとSANWARIはすこーしずつゆっくりーと曲を作るわけです。