kabkabsunshine’s blog

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 PMPとは何かと自分が受かるまでの道のりを記録しておく

自分は2022年4月に受験しなんとか合格しましたが、合格に至るまでなかなかの長く、辛い道のりを歩んだので合格までの道のりをメモしておこうと思います。

 

PMPとは

 

PMPはPMIが主催しているテストで国際的な資格です。過去に比べるとIT関連を意識した出題が増えているように感じます。

 

プロジェクトマネジメント・プロフェッショナルProject Management Professional、PMP[1])は、アメリカ合衆国非営利団体であるプロジェクトマネジメント協会Project Management Institute、PMI)が主催しているプロジェクトマネジメントに関する国際資格である。

 

 

PMPの試験は長丁場で行われ心が折れそうになります。また丸暗記というよりはケーススタディ的な状況に応じた回答を求められるような出題が多数出ます。

 

2021年一月以降は出題の傾向が大きく変わり50%はアジャイル/従来型とアジャイルのハイブリット関連の出題に絞られるような方針いなっているようです。

 

試験コンピュータで行われる。270分で180問の選択式(4者択一)問題を回答する。試験は3セットに別れ、1セットは60問。セットの合間に途中2回の休憩を取ることができる。ただし、そのうちの25問は採点に関係しないダミー問題である。

PMIのウェブサイトによると、現在はPMBOKガイド第6版をベースに出題され、出題分野と割合は以下の通りである[2]

  • プロジェクトの立ち上げ - 13%
  • プロジェクトの計画 - 24%
  • プロジェクトの実行 - 30%
  • プロジェクトの監視コントロール - 25%
  • プロジェクトの終結 - 8%

なお、2021年1月より、昨今のアジャイルアプローチの流行も踏まえて以下のように出題範囲と割合が改定された。

  • 人(42%)
  • プロセス(50%)
  • ビジネス環境(8%)

これにより、受験者は予測型、アジャイル型、ハイブリッド型のいずれを試験問題で問われているかを判別して解答することが必要となった。


試験は4択の選択式問題であるが、PMBOKガイドの内容を暗記すれば合格できる性格のものではない。問題文中に記載された内容をよく理解し、今どこのプロセスにいるか、次のプロセスで必要なことは何かを判断する必要がある。また、PMIが考えるプロジェクトマネージャのあるべき姿(俗にPMIイズムと呼ばれる)を問う出題もあるが、これはPMBOKガイドに明確な記述が無い場合がある。

試験終了と同時に採点され、合否は即座に判明する。受験者には各出題分野の習得度を以下の4段階で示したスコアレポートが還元されるが、具体的な得点は判らない形となっている。

  • Above Target
  • Target
  • Below Target
  • Needs Improvement

受験資格[編集]

以下の2点を満たす必要がある。

プロジェクトマネジメントの指揮・監督する立場での経験
試験申込時から遡って8年以内に、一定時間以上の実務経験(大卒者:4500時間/高卒者:7500時間以上)と、一定期間以上のプロジェクトマネジメントの経験(大卒者:36か月/高卒者:60か月以上)があること。試験申込時は、これを証明する書類を提出する必要がある。
35時間の公式なプロジェクトマネジメントの研修・教育の受講またはCAPMの取得[3]
PMIが認定した教育機関による研修を35時間以上受講し、修了証明書を試験申込時に提出する必要がある。

なお、経験に関しては必ずしもプロジェクトマネージャーに限らず、プロジェクトリーダーやコンサルタント、あるいはそれに関係する立場でも構わない。

受験申請は米国のPMI本部で行うため、実務経験などを英文で入力する必要がある。そのため、ある程度の英語力を必要とする。

業務経歴書の内容が事実かどうかを判断する仕組みとして、監査制度が準備されている。

 

PMPと私の歴史

 

PMIのWebサイトで過去のPDU取得履歴及び受験履歴を確認してみました。

 

https://my.pmi.org/

 

2011年・・・IBMのPDU取得のためのPMP対策講座を受講

 

2012年〜2021年・・・以下の縛りのため受験しては不合格を繰り返しました。

 

この9年間に受けた回数はもはや思い出せないのですが少なくとも6回の不合格を経て2022年に2回(3回?)ほど受験してようやく合格に、、、、、

 

 受験申請をPMIが受理してから、有効期間1年以内に受験する必要があります。

不合格の場合は申請受理から1年以内であれば2回まで再受験が認められていますが、3回不合格の場合は、その後1年間は受験をすることができません。

https://www.e-project.jp/lecture/pmp-exam/

 

 

PMP受かるために自分がやったこと

最終的に合格した2022年の挑戦の際は以下をこなしました。

 

・問題集を20回ぐらい繰り返して間違ったところを何回も練習(問題集はPMコンセプツのセミナとセットで配布されるもので合格者からのもらい物)。ただしこの問題集が極端にアジャイルに関する問題が極端に少なく従来型のPM手法がメインでした。

アジャイルを徹底的に強化して試験に臨みました。

アジャイル実務ガイドを読む

こちら会社で既にPMPを合格している方にもらって2、3度通読しました。

頭に入っているか自信が全くなかったので他の方法での補強を検討せねばと思うに至りました。

 

 

 

 

・Udemyで以下の講座を受講

keljp.udemy.com

シリコンバレーで実務についている方の実践的なアジャイル及びスクラムの説明的なe-learningでした。

 

keljp.udemy.com

こちら元々あった教材なのですがアジャイルに関する解説及び練習問題が追加されていたので購入しました。

正直ここで腑に落ちた知識がすごく役に立った気がします。

 

・新問題対応の問題集を購入して反復勉強

・当時唯一新試験及びアジャイルに対応している問題集を謳っていたこちらで問題集を購入して数十回問題を解き直して答えを覚えるくらい反復で勉強しました。

www.jpsol.co.jp

 

PMP受かったあとやらなければならないこと

 

受かった後もやらなければいけないことがあります。

合格から3年の間にPDUを再取得するということをする必要があります。

資格の維持[編集]

PMP資格取得後、3年ごとにCCR (Continuing Certification Requirements Program) と呼ばれるプロジェクトマネジメントの学習(研修など)の履行が求められる。学習を履行することでPDUと呼ばれる単位が取得できるが、資格維持にあたり、このPDUを3年ごとに60ポイント以上取得する必要がある。

取得できなかった場合、翌年から1年間資格が一時停止される。その間に研修受講などでPDUを過去の3年間とあわせて60ポイント以上取得できれば資格を復活できるが、取得できなかった場合はPMP資格が消失する。

プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル - Wikipedia

 

最後に

自分が試験を受けたタイミングでは第6版でした、第7版のPMBOKが2021年10月にリリースされており試験も移行していくものと考えられます。

常に最新の情報を入手して戦略的に取り組むことが合格につながるものと思われます。

これから受験される方は最新情報に準じて対策頑張ってください。