結構乱読する方なので読んだ本の内容片っ端から忘れていくタイプです。
この本に至っては数回買っちゃってるのでこれを機に忘れないようここに書き留めておこうと思います。
やりたいこと見つけたい
自分は現在上場企業で働いている会社員で46歳平社員です。
自分の働く会社では48歳を過ぎると課長になる権限を失います。よしんば48歳までに課長になっても52歳が課長の役職定年となっておりお先真っ暗です。
仕事があるだけでもありがたいのですがそもそも自分って何がやりたいんだろう?って悩み出しちゃうのって私だけはないはずです。中田敦彦のyoutubeでこの本の存在を知りました。限りある人生自分のやりたいことをやって死にたいものです。
どんな本なのか?
1.著者について
著者八木仁平さんは株式会社ジコリカイの代表取締を努めており、やりたいことを見つけるためのプログラムを提供しています。書籍を書くまでの著者の流れは以下です。
・早稲田大学を卒業
・ブログである程度まとまった収入を得れるようになる
・お金のためにブログを書く生活の中で鬱状態になる
・本当にやりたいことに向き合い読書やセミナなどで模索
・自己理解に関するブログを書き始める
・体系的な自己理解のメソッドを確立し書籍化
2.ものすごくざっくりまとめると
本書はやりたいことを見つけるために自己理解するための具体的なメソッドを紹介しています。大まかに言うと以下を整理することがやりたいことを見つけるために必要と書かれています。
・大事なこと(価値観)を見つける
・得意なこと(才能)を見つける
・好きなこと(情熱)を見つける
3.もうちょっと細かくに言うと
大事なこと(価値観)を見つける
大事なこととは自分の価値観として重きを置くべきことを指しています。
・本書で紹介された質問に答えて価値観をリストアップ
・マインドマップで整理
・他人軸な価値観を自分軸に整理
・価値観にランキングをつける
・仕事の目的を決める
整理してみましたが、価値観にランキングって難しいな。自由かな、、、、
得意なこと(才能)を見つける
やりたいことは、好きなことと得意なことの掛け合わせでできます。
得意なこととは成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターンを指しています。
・5つの質問に答えて成功体験や得意なことを炙り出す
・成功体験を深掘りして自分の長所を整理する
上の図は絞り出した成功体験の深掘りの一例です。このような感じで成功体験を深掘りして自分の長所を考えます。
上記を繰り返し炙り出した自分の長所は以下です。
・計画を立てずに未知の世界に飛び込むことができる
・孤立無縁な環境で仲間を作り一緒に行動できる
・自分の経験値が上がることをモチベーションにできる
・インターネットを使って便利に仲間を探したり、仕事を探すことができる
・今ある知識に満足せずに探求することができる
・計画を立ててそれを厳守し課題があればそれを徹底的に潰していった
好きなこと(情熱)を見つける
好きなこととは興味・好奇心が持てる分野です。
これについても本書で紹介されている5つの質問に答えて炙り出していきます。
私の好きなことは、投資・英語・音楽・サーフィンなどです。
ただ単純に好きなことではなくその分野で、自分がどんなことをやっているときに楽しいのかという得意なこともセットで考えることが大切です。
本当にやりたいことを見つける
これまで深掘りしてきた自分の内容をもとに本当にやりたいことを以下の2ステップで見つけていきます。
・Step1 好き✖︎得意でやりたいことの仮説を立てる
好きなことと得意なことを並べて書き掛け合わせてやりたいことをリストアップしていきます。
ここでは質より量を重視して大量に書き出していきます。
・Step2 仕事の目的でやりたいことを絞る。
Step1で書き出したリストの中で自分の仕事に対する目的(価値観)にはまるもので絞り込んでいきます。
まとめと感想
自分の頭の中でぼんやりとしていたことが整理できてスッキリしました。
ただ結論としてやりたいことはぼんやりと考えてて面倒臭かったり会社を辞めるのが怖くて出来ない元から考えているような内容に辿り着き振り出しに戻ってしまいました。
結局考えてないで行動することが何よりも大事なのでこの本で整理できた好きなことに飛び込む行動力が大事なのかなと。私の苦悩はまだまだ続きそうです(泣)
本書では自分のやりたいことが体系的に書かれており書いてある通りにすると最終的な答えにつながる作りになっています。上記に紹介したやり方が詳細に説明されています。自分が何がしたいのかわからず立ち止まって考えてみたい人はぜひ読んでみてください。おすすめです。