英語の歌詞を和訳してブログに書きたいなと思いつつも私のようなにわか音楽ファンが愛好しているような曲は大概誰かしらが和訳していて中々着手できないでいます。
今日またふと和訳熱が上がったので最近よく聴いてるIDLESのNever Fight a Man With a Permの和訳を探して見たところまだ誰も和訳していないようでしたので、恥ずかしながら和訳して見たいと思います。
※和訳がおかしいと感じた方はコメント頂けますと非常に助かります。
IDLESとは
2012年にイギリスのブリストルで結成されたバンドです。イギリスではかなり評価の高いバンドのようです。
音は荒削りなイギリスらしいパンクサウンドです。日本語の情報を見てみるとSex Pistolsの再来とかポストパンクと形容されていますが、wikiでIDLESの調べると下記の記載がありました。
The band's music has been associated with punk rock[14][15] and related genres including post-punk,[16] hardcore punk,[17] and post-hardcore.[18] Singer Joe Talbot, however, rejects all of these labels. In 2017, he was quoted as saying: "We're not a post punk band. I guess we have that motorik, engine-like drive in the rhythm section that some post punk bands have but we have plenty of songs that aren't like that at all."[2] At a 2018 concert in Manchester, he said: "for the last time, we're not a fucking punk band".[19]
ボーカルのジョー曰くポストパンクバンドであることを否定しており、モトリック(?)的なものをリズムセクションに取り入れているとのことです、、、、、
モトリックって何だろう?かるーく調べたのですが日本語の情報もなくドイツ系のクラウトロック関連のバンドが取り入れている4/4ビートをさすそうなのですが、よくわかりませんでした。和訳する前からいきなり出鼻をくじかれた気分です。不安が募ります。
Never Fight a Man With a Permの和訳
via:IDLES – Never Fight a Man With a Perm Lyrics | Genius Lyrics
注の部分はGeniusでのコメントを引用しています。
[Verse 1]
Brylcreem
ブリルクリーム 注:イギリスのヘアクリーム製品
クレアチン 注:筋肉を増強したいアスリートが摂取するサプリメント
それとチャーリー(コカインの隠語)シーンのパケット
Brylcreem
Creatine
And a bag of cocaine
ブリルクリーム 注:イギリスのヘアクリーム製品
それとコカインのパケット
A dulcet man with a dolcet tone
From a dulcet town and a dolcet home
甘美な町の甘美な家からやってきた甘美なトーンの甘美な男
注:皮肉を込めてこの言葉を使用しているようです。ハマる言葉がなく甘美としました。
やつは俺が気にくわないらしい、上等だ。
Two arms like big baseball bats
二本の腕はでかい野球バットみたいだ
俺は吠える
やつが噛み付く
A jaw like a fuck off bear trap
アゴが熊用の罠みたいだな
やつは言った、ブーツは踏み込むためにあるんだぜ、そのためにあるんだ。このブーツでお前のこと踏んずけてやるぜ。
※ナンシーシナトラのthese boot are made for walkingからの引用
[Pre-Chorus]
I said I got a penchant for smokes and kicking douches in the mouth
俺の趣味はタバコの一服とクソ野郎に蹴りを入れてやることさ
Sadly for you my last cigarette's gone out
残念だが最後のタバコも吸い終わっちまう
コンクリート、レザー
コンクリート、レザー
コンクリート、レザー
コンクリート
コンクリート、レザー
コンクリート、レザー
コンクリート、レザー
コンクリート
[Verse 2]
A heathen from Eton
イートン出の異教徒 ※イギリスの名門校
マイケルキートンのバッグ ※マイケル・キートンは俳優で過去の映画でコカイン治療を扱っている
He thinks he's suave
やつは自分のこと無礼だと思ってる
You're not suave 'cause you watched Get Carter
お前は無礼じゃなくて、ゲットカーターの見過ぎなだけだ。
※邦題は狙撃手。イギリス配給のギャングスタ映画
You are a catalogue, plastic Sinatra
お前のカタログで選んだ身なりはまるでバッタもんのシナトラだ
※フランクシナトラの不良性か前述の歌詞を引用したナンシーシナトラを指している。
A tryhard, you should've tried harder
ハードに見せようとしてるけど、もっと気張っとけよ
Me, oh me, oh my, Roy
俺、オー俺、俺の、ロイ
※わからないです、、、、どなたかアドバイスを、、、、
You look like a walking thyroid
お前はまるで甲状腺だ
You're not a man, you're a gland
お前は人じゃなくて、腺何だよ!
※肥満の人を甲状腺異常扱いしていじっているのかと予測されます。
You're one big neck with sausage hands
お前はぶっとい首から、ソーセージの手がが生えてるみたいだ
お前はトップショップにいる暴れん坊だよ
※トップショップはイギリスのファッションブランド。H&Mなどと比較されることが多いブランドでここでは安物を売ってる店として扱っているようです。
Even your haircut's violent
You look like you're from Love Island
You stood and the room went silent
お前は髪型からして暴力的だ。
※イギリスでは2010年代にアンダーカットというナチスの将校風の髪型が流行ったらしくこれを指しているのかも。
まるでラブアイランドから出て来たみたいだ。
※ラブアイランドはイギリスの恋愛系リアリティショーです。テラスハウスの過激版な内容でマッチョな男が大量に出てくるようです。
お前が立ち上がったら、その部屋は静かになっちまう。
[Pre-Chorus]
Never fight a man with a perm
パーマ野郎とは絶対争うな
※急にパーマの話になったので何のことかが理解できていません。
曲のタイトルにもなっているラインなのでここを理解したかったのですが歯がゆいです。
[Outro]
I shut my mouth
俺は口を閉じるぜ
さあ、ハグをしようぜ
とまあこんな感じでしょうか。
結局色々調べたのですが"perm"が何なのか、なぜここで使われたかが理解できませんでした。Geniusでもこのキーワードには触れられておらず、あまりに当たり前の話のなのか誰も触れられないほど意味不明なのかすらわかりませんでした。わかる方がいらっしゃればコメントいただけるとありがたいです。